© 2017 by misa namekawa

人間の幸せとは何かをこの頃いつも痛切に考えるようになっています。その意味では、私は古いタイプなのでしょうか?手を労して一筆一筆絵を描き進んで行く事に安らぎを感じています。しかしこれはひょっとして逃げではないかと考えたりもしています。あるいは自分自身に最後の賭けを挑んでいるのかもしれません。そしてその方が僕にとって、より好ましいことなのですが…… (娘、みさに宛てた手紙からの抜粋、1998年)
滑川秀和 / 1926年、神戸に生まれる。1950年慶應義塾大学文学部卒業。以降絵画を志し、美術研究所にて独学。1958年春陽会に初出品、1978年同会員となる。以降2006年に退会するまで出品。1982年から1987年までイタリアに在住し、制作と発表を行う。初個展は1966年大阪画廊、以降ギャルリー神戸、茶屋町画廊、ギャラリー松井などで毎年個展を開く。1999年芸術文化半どんの会より文化賞現代美術賞受賞。