top of page
滑川みざ/なめかわみさ/MisaNamekawa
呼 吸
この展覧会の趣向は、city gallery 2320全体を
からだに見立てるということだ
1階が物質的な、2階が脳・マインドとしての
からだをイメージして作った
1階の塊とそれを繋ぐ色鮮やかなチューブは循環とネットワーク
チューブの一部は2階へつながっていく。しかし、
そこは色がない抽象的な世界。
2階正面はドットの部屋。
ボールペンや白い修正液で描かれたドットも
椅子や靴にグルーガンで描かれたドットも
滑川がそれを描くのに費やした時間の痕跡
時間は人間が作った尺度
その奥には暗く閉鎖された空間には泡があふれかえる
泡の壁に投影されるのは泡の映像
時々ビデオの川の流れと風の音が意識を切り裂く
2020/city gallery 2320
bottom of page