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滑川みざ/なめかわみさ/MisaNamekawa
呼 吸

この展覧会の趣向は、神戸市長田区の昭和家屋をそのまま
ギャラリーにしたcity gallery 2320全体を、体に見立てると
いうことだ
1階が物質的な、2階の3部屋は記憶・時間・心をイメージ
して作った
1階の塊とそれを繋ぐ色鮮やかなチューブは循環とネットワーク
チューブの一部は2階へつながっていく。2階は、滑川の過去の
作品写真を展示した記憶の部屋、時間の部屋、心の部屋の3つ
に分かれる
2階正面はドットでおおわれた、時間の部屋
ボールペンや白い修正液で描かれたドットも
椅子や靴にグルーガンで描かれたドットも
滑川がそれを描くのに費やした時間の痕跡
時間は人間が作った尺度
その奥には暗い空間には、命の泡があふれ
泡の壁に投影されるのは泡の映像
時々ビデオから漏れ出る、流れと風の音が意識を切り裂く
2020/city gallery 2320
心の部屋
インスタレーション内のビデオ

時間の部屋

体の部屋
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